TOP≫同時3軸面取機TOP≫機械動作の流れ
ここでは、面取り機の使用方法と動作の仕方を紹介します。
①上下面(赤色部)の面取り量を手動ハンドルで合わせる
②角部(青色部)の面取り量を操作盤のダイヤルで合わせる
③足下のフローエアーペダルを踏んで、ワークを浮上させて、テーブル前の当たり面を前部と右側面に押し当て、ペダルから足を離すと、加工準備は完了です。
④スタートボタンを押すとワークが電磁チャックで固定され、上下面加工コラムが自動で製品(ワーク)の手前まで早送りで接近し、センサーを感知させて、ワークの大きさを認識します。
⑤ワーク付近に移動が完了すると、上面加工ヘッドがワークに接近し、センサーにより、板厚を感知します。
⑥設定された切り込み量までヘッドが下降します。
⑦ワークの上下面を同時に面取り加工していきます。
⑧上下面の加工が終了すると、上下面加工コラムが待機位置まで退避し、角部加工ヘッドがワーク付近まで早送りで接近します。
⑨ワークへの接近が完了すると、そのまま設定値の面取り加工をします。
⑩加工が完了すると、全てのコラムが退避し、ガイドプレートがせり出すので、ワークを90度回転させて、ガイドプレートに押し当てます。
①~④の作業を4回繰り返すと、1枚の6F材のC面加工が完成します。
各エッジ部の面取り量の調整を済ませれば、あとはスタートボタンを押すだけで綺麗なC面加工が可能です。段取りもテーブルにマグネットを装備していますので、固定用の治具は必要ありません。
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