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構造上、フライス輪郭加工面の面取りしか使えないように思われがちですが、20㎜のストロークを生かして、段付凸形状にも加工出来る場合もあります。下図のように使用すれば、段付形状にも対応出来ます。
また、スピンドル先端部はスパナで取り外し可能。別売オプションで多様な加工方法も生まれてきます。
カッターの磨耗が酷くなった場合、標準付属品のφ10.0のローラーガイドを使用する事で、磨耗していない部分で加工が出来ます。
テーブル上の切屑が残ったまま加工すると、素材によってはテーブル面に接触している製品が傷が付く事があります。加工前にウエスなどでテーブルを拭いてから加工すると傷が付きにくくなります。
アルミ製品などは、傷が付き易いので、テーブル上にガムテープ等などを貼って加工すると、より傷が付きにくくなります。
また、本機はC3.0まで加工は出来ますが、一度にC3.0を削るとなると、負荷が大きいので、削るのが大変です。この様な場合は、数回に分けて、少しずつ面取り量を大きくしていく方が良いでしょう。
加工時は製品をゆっくりとガイドローラーに接触して下さい。
勢いよく接触させるとカッターの破損させる可能性があります。